- コラムタイトル
-
デキる人はアウトプットの達人!今すぐアウトプット力を高められる6つの方法
- リード
-
ビジネスの場において、学んだ知識やスキルを外部に発信したり、仕事の成果を出したりすることを意味する「アウトプット」が注目されています。アウトプット自体への関心や注目は今に始まったことではありませんが、「仕事がデキる人」に共通するスキルであることが再評価されることにより、「アウトプット力」を身につけたいと考える方が多くなりました。
それでは、このアウトプットとは何をすることで、アウトプット力が高いとはどういう方のことをいうのでしょうか。当記事ではアウトプットに関心があるものの意味を正しく理解できていない方に向けて、アウトプットに関する基礎知識とアウトプット力を高める6つの方法をお届けします。
- コラムサマリ
★この記事は約5分で読めます。
- アウトプットは「話す、書く、発信すること」を意味している。
- アウトプット力を高めると、記憶力がよくなり、収入や社会的地位が高くなる。
- インプット時からアウトプットを意識するとスキルが上がりやすい。
- 本文
-
そもそも、アウトプットとは何か
著名な教育学者である齋藤孝氏は、自身の著書「アウトプットする力」においてアウトプットのことを「話す」「書く」「発信する」ことと説明しています。語源である英語のOutputには「出力する」という意味がありますが、それを人間になぞらえると「話す、書く、発信すること」となり、自身の考えや知識を外部に発信することを意味するとしています。
私たちは日常的にアウトプットをしています。例えば、昨日あったことを職場の同僚に話すことも、立派なアウトプットです。昨日あったことを話す際には、出来事を客観的に話すだけでなく、自分なりの言葉や感じ方を交えて話しているはずです。このように自分の考えを発信することがアウトプットです。
アウトプット力を高めると、何が変わるのか
アウトプット力を高めて仕事や生活で実践すると、実に多くのメリットがあります。アウトプット力を高めることによって得られるメリットを列挙してみましょう。
- 人に物事を伝え、教えるスキルが向上する
- 人に伝えるためには物事を深く理解する必要があるため、知識が定着しやすい
- ファンを獲得して人脈が拡大する
- 仕事がデキる人材になり、収入や社会的地位が高くなる
いかがでしょうか。これらすべてが手に入ることを考えるとアウトプット力を高めることが人生の成功に直結すると実感していただけるのではないでしょうか。
アウトプット力に自信がない人の「あるある」
次は、アウトプット力に自信がない人に共通する「あるある」も列挙しました。これらに心当たりがないか考えながらチェックしてみてください。
- 他人からの目線、評価を気にしすぎている
- 漫然としたインプットなのでアウトプットが中途半端になる
- たくさんの情報に触れているのに、何も入ってこない
アウトプット力に自信がない方ほど、該当する項目が多かったのではないでしょうか。次項ではこうした問題を解消してアウトプット力を高めるための方法を紹介します。
今すぐできるアウトプット力を高める6つの方法
アウトプット力を高めるために、今すぐできることを6つの項目にまとめました。1つずつで構いませんので意識しながら実践してみてください。
(1)インプット時からアウトプットを意識する
アウトプットには、インプットが必要不可欠です。新しい知識や情報に触れる際には、アウトプットを意識しながらインプットを心がけてみてください。
「どこで話そうか」「誰に伝えようか」「話したらどんな反応があるか」といったようにアウトプットする場面を想像しながらのインプットだと、自然にアウトプットの質が変わります。
(2)ToDoリストを作ってみる
今日やるべきことを頭の中だけに置いておくのではなく、紙やパソコンのメモ帳などに書き出してToDoリストを作成してみてください。これも立派なアウトプットで、今やるべきことが可視化され、優先順位や段取りなどを組み立てやすくなります。
(3)メモを取ることを習慣づける
会議やミーティング、商談などで人と話しているときは多くの情報がインプットされます。このときに情報をただ漫然と聞くのではなく、大事な情報はアウトプットを前提にしてメモしましょう。こうすることで情報が整理され、アウトプットを出すまでの時間が短縮されます。
(4)知識をコピーするのではなく自分の言葉に置き換える
学生時代、黒板に書かれた情報を書き写す作業をした方は多いと思います。ただ書き写すだけだと情報のコピーにすぎませんが、今後は何か情報を書き写す際にはアウトプットを意識して、自分なりの言葉に置き換えて「自分にわかりやすく説明する」ことを意識してみましょう。
これをすることにより理解が深まり忘れにくくなりますし、情報を整理して人に説明できるはずです。
(5)SNSを日記のように活用してみる
TwitterやInstagramなどのSNSを利用している方は多いと思いますが、SNSは絶好のアウトプット場所です。「インスタ映え」を狙って写真を撮る方はInstagramで人気になることを意識して写真を撮る(アウトプット)わけで、こうした習慣はアウトプット力を鍛えてくれます。
SNSに過度にはまり込むのは本筋からずれてしまいますが、日記の代わりにSNSを利用してみるのはいかがでしょうか。SNSなのでほかのユーザーとの交流が生まれることもあり、アウトプットの練習にもなります。
(6)あえて何も考えない時間も持つ
6つ目は少々毛色が異なります。あえて何もしないでぼーっとする時間を持ち、リラックスできる時間を作りましょう。多忙な日々を過ごす現代人は、知らず知らずのうちにストレスを溜め込み、集中力を低下させています。集中力が下がるとアウトプットの質にも悪影響を及ぼすので、たまには休む時間が必要です。
まとめ
仕事がデキるようになりたい方に向けて、アウトプット力を高める6つの方法を詳しく解説しました。今すぐできることばかりなので、まずはひとつつずつぜひ実践してみてください。
この記事の執筆協力
- 執筆者名
-
田中タスク
- 執筆者プロフィール
-
エンジニアやWeb制作などIT系の職種を経験した後にFXと出会う。初心者として少額取引を実践しながらファンダメンタルやテクニカル分析を学び、現在は自動売買を中心に運用中。FXだけでなく日米のETFや現物株、商品などの投資に進出し、長期的な視野に立った資産運用のノウハウを伝える記事制作に取り組む。初心者向けの資産運用アドバイスにも注力し、安心の老後を迎えるために必要なマネーリテラシー向上の必要性を発信中。
- 募集文書管理番号