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【先輩パパ・ママ200人に質問】出産前にやればよかった「お金の後悔」TOP7

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妊娠中は赤ちゃんを迎える準備や検診など、やらなくてはいけないことが盛りだくさん。そんな慌しい日々の中、つい後回しにしてしまうのが、お金に関わる準備ではないでしょうか?

そこで、先輩パパ・ママにアンケート調査を実施。「出産前にやればよかったと後悔していること」を調査しました(お子さんがいる20〜30代男女217人にアンケート、協力:ファストアスク)。

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コラムサマリ

★この記事は7分で読めます。

  • お子さんがいる男女にアンケート調査を実施し、出産前にやればよかったことを調査した。
  • 出産前にやるべきことはたくさんあるかもしれないが、人生の先輩の経験をもとに自身がやるべきことを考えよう。

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出産前にしておけばよかったお金の後悔TOP7

選択肢から上位3つを複数選択。その上で、1位=3pt、2位=2pt、3位=1ptで換算。合計ポイントの高い順に表示しています。

1位:もっと早く人生のマネープランを立てておけばよかった

もっとも後悔した人が多かったのは、「早く人生のマネープランを立てておけばよかった」ということ。20〜30代の若い世代だと、将来の収支計画である“マネープラン”は「まだ考えなくても大丈夫」と悠長に構えてしまいがち。けれど、出産すると育児費用や自宅購入の問題が現実味を帯び、早くマネープランを立てておけばよかった!と痛感するようです。

先行きが不透明な時代だからこそ、人生のイベントにどのくらいお金がかかり、いつまでにいくら貯蓄が必要かなどは把握しておきたいもの。すぐにでもマネープランは立てはじめた方がいいかもしれませんね。

先輩パパ・ママの声

「それまで住宅に興味はなかったが、子どもを広い家で遊ばせてやりたいと思うようになり、住宅購入のためにももっとお金を貯めておけばよかったと思う」(35才、男性)

「貯金はたくさんしておきたかったです」(22才、女性)

「貯蓄をしておけばよかった」(39才、男性)

2位:もっと夫婦2人の時期にお金を貯めておけばよかった

子どもは授かりものと言うだけあって、妊娠・出産時期をコントロールすることは難しいもの。そのため、計画的に貯金ができずに後悔している人が多いようです。

2020年に金融広報中央委員会が行った「家計の金融行動に関する世論調査」1)によると、2人以上世帯の平均貯金額は20代が165万円、30代が261万円。ただし、これはあくまでも平均値。ここまで貯金できていないケースも少なくないでしょう。

出産や育児にお金がかかるのは当然ですが、子どもができると支出が増えるので貯蓄しづらくなるものです。お金の心配がある人は、今すぐにでもはじめましょう!

先輩パパ・ママの声

「もう少し生まれた後にどのくらいお金がかかるのか予測を立てて貯金するべきだと思った」(28才、男性)

「子どもが生まれると何かとお金がかかる。もっと貯金しておけばよかった」(33才、女性)

「妊娠中は派遣で働いていたため、産後は退職することに。出産後はオムツやミルク代など出費がかさむので、仕事をしている間にもっと貯金をしておけばよかった」(28才、女性)

参考資料

1)金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査」

3位:もっと出産・育児休暇時の給付金を調べておけばよかった

出産や育児で仕事を休んでいる間は、「出産手当金」や「育児給付金」が得られる場合があります。これらは勤務先を通して申請しますが、バタバタと出産準備や仕事の引き継ぎをしていると、つい忘れてしまうことも……。提出が遅れると受取日も遅れてしまうため注意が必要です。

また、雇用形態や就業状態によっては支払われないことがあったり、元々の給与水準により金額が異なったりします。出産前に調べておくと、マネープラン立てやすくなります。職場に妊娠を報告するタイミングで、受給資格があるのかも含めて確認し、早めに準備しておくのがよいでしょう。

先輩パパ・ママの声

「自治体の給付金や会社の福利厚生は自ら調べないと教えてくれない場合もある」(29才、男性)

「知らないと損するシステムが多い。書類関係は忘れがちなので事前にリストアップしておいた方がいい」(23才、女性)

4位:もっと育児グッズを吟味して買えばよかった

かわいくて、アレコレ欲しくなってしまうのが育児グッズですよね。しかし、先輩パパ・ママたちが後悔する第4位という結果に。無駄なものを買いがち、ということでしょう。

相場としては、ベビーベッドは1万円程度〜、A型ベビーカーは1万6,000円程度〜ですが、商品によって価格が大分違う上、ライフスタイルや赤ちゃんの性格などによって、結局使わない場合も多いものです。その後の貯蓄を考えると、お下がりやレンタルを検討するのはマストかもしれませんね。

先輩パパ・ママの声

「何が必要で何がいらないのかわからず、無駄なものもたくさん買ってしまった」(36才、女性)

「少し調べただけで有名な育児グッズをとりあえず揃えたが、もっと吟味して選び、節約すればよかった」(28才、女性)

5位:もっと国・自治体の子育てに関する助成金を調べておけばよかった

子ども1人あたり42万円もらえる出産育児一時金2)のほかに、助成金や祝い金を支給する自治体もあります。また、妊娠検査費の助成は、自治体ごとに助成回数や金額が異なりますし、子どもが15歳になるまでもらえる児童手当は申請しないともらえません。

これから育児の出費が増えることですし、もれなく助成を受けるためには、出産前に制度について調べておきましょう。また、妊娠・出産を期に転居するなら、自治体ごとの出産・育児に関する助成金も考慮に入れて引越しをしたいものです。

先輩パパ・ママの声

「思ったよりも支援が豊富でした」(38才、男性)

「給付金についての調べが足りず、申請までに時間がかかってしまったので、もう少し計画的に調べておけばよかった」(29才、男性)

「助成金や給付金を受け取れるタイミングや金額を確認し、出産時や検診などで支払いのあるタイミングや金額などをシミュレーションした方がいいと思う」(28才、男性)

参考資料

2)全国健康保険協会「出産育児一時金について」

6位:もっと早く医療保険や生命保険を見直しておけばよかった

回答者から寄せられたエピソードで多かったのは、出産が帝王切開になり、出産費用にプラスして手術費用がかかってしまったケース。帝王切開や吸引分娩は公的医療保険が適用され、医療費負担は3割になりますが、その費用は高額で、多くの場合、出産育児一時金ではまかなえません。

しかし、民間の医療保険に加入していれば入院・手術給付金を受け取れることがあります。ただし、妊娠してから加入しても、その時の出産は対象外になる場合がほとんどです。元々保険に加入しているなら解約しない方がいいでしょう。

先輩パパ・ママの声

「出産時、医療保険に入っていなかったため、帝王切開になったのに保険が使えなかった。入っておけばよかったと思った」(29才、女性)

「帝王切開になり、その前に医療保険を1つ解約していたことが悔やまれた」(36才、女性)

「医療保険に入っていない状態で出産したため、今後数年の間は出産に関する医療措置でお金が出ないのがもったいないと感じている」(24才、女性)

7位「もっと夫婦2人の時にお金を使えばよかった」

子どもが生まれるとお金が何かと入り用になるため、自由に使えるお金が減ってしまいますよね。また、子どもがいるとディナーや旅行などにも気軽に行けなくなってしまいます。

ただ、「もっと貯金をしておけばよかった」(2位)という声も多かったことを考えると、家計の収支やマネープランを確認し、バランスよく貯金と消費をすることが、お金の使い方で後悔しない秘訣かもしれませんね。

先輩パパ・ママの声

「趣味にまつわるものを買っておけばよかった」(29才、男性)

「たくさん旅行をしておけばよかった」(27才、女性)

未来へのパパ・ママへアドバイス「予想以上の出費を覚悟して!」

 

今回のアンケートに答えていただいた先輩パパ・ママに対し、「新米パパ・ママへのお金回りに関するアドバイス」を募集したところ、次のようなコメントが寄せられました。

先輩パパ・ママのアドバイス

「子育てには思いのほか、お金がかかります。保育料をはじめ、ケガや病気など。助成は受けられますが、それでも支出は多くなるので、貯められる時にどんどん貯めておいた方がいいです」(39才、女性)

「絶対に貯蓄はすべき。子どもが産まれてからかかるお金が想像以上に多い」(30才、女性)

「出産費用は、助成金では足りず、必ず実費が出るので貯金をしておいた方がいい」(39才、女性)

子どもができる前には、想像もしなかったようことでお金がかかり、「やっぱり子育てにはお金がかかる!」と実感している先輩パパ・ママは多いようです。今からだと生まれるまでの期間になってしまいますが、貯金についてはすぐに夫婦で話し合っておきましょう!

子どもができる前には、想像もしなかったようことでお金がかかり、「やっぱり子育てにはお金がかかる!」と実感している先輩パパ・ママは多いようです。今からだと生まれるまでの期間になってしまいますが、貯金についてはすぐに夫婦で話し合っておきましょう!

「不安…でも時間がない」そんな時は、プロに相談しよう

ここまで読んできた皆さんは、出産前のお金回りの準備と整理の必要性を改めて感じていただいたのではないでしょうか?

しかし、やるべきことが多いために、改めて「面倒くさい」「私たちで本当に全部できるかな…」と、不安を感じた方もいるかもしれません。

もし、不安になってしまったら、「プロに相談する」という選択肢も取れることを覚えておいてください。

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マネコミ編集部

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